五代目メインマシンお迎え(後編)

(一つ前の記事、「五代目メインマシンお迎え(前編)」の続きです。)

翌朝、再度移行アシスタントを終えた五代目を再度立ち上げて、作業環境を整えるべく設定を再開しました。

開け!Illustrator CS5!

まずは、CS5のIllustratorを起動。
「Java SE 6 ランタイムをインストールする必要があります」というアラートが出るので、「詳しい情報を見る」からダウンロードページへ。インストールします。
https://support.apple.com/kb/DL1572?locale=ja_JP&viewlocale=ja_JP

いざ!開け、CS5!と起動させますが、エラーが出て起動しませんでした。Photoshopも同じく。
「CS5が起動するのはHigh Sierraまでらしい」と聞いていたので(五代目はMojave)、ああやっぱりダメなのかーと、そこはさっくり諦めてAppCleanerで両方とも削除してしまいました。

では、CS6どうか?起動させてみると、「体験版」として起動を始めました。

動くかもしれない!

新たにダウンロードが出来ない=もう使えないと思っていたけど、動くならありがたい(1件CS6データでのやり取りなので)。
こちらはアカウント移動後に再度確認することにして、先にメールや他のソフトの動作確認等を済ませました。

ところがその後、CS5が使えなくなった件を前職(のお仕事がCS5データだったので)にお知らせしたところ、社長から「最新OSでも事務所では動いているよ」という一言が。

ちなみにこのセリフは、最新OS=High Sierraだったというオチがあるのですが、ええーっと思いつつ調べてみると、MojaveでもCS5が動いたという記事がいくつか出てきました。

ならばやってみよう!ということで、引き出しにしまい込んだCS5のパッケージを出してきて…Illustratorをイチからインストールしてみました。
インストーラーは…動きます。(インストーラーが対応しなくなるよーというアラートは出ます。)
手順通りにスイスイ進んで…Javaのインストールも済んでいるので…何故か普通に起動しました。

な、なんだったんだろう、朝のエラー……

とは思いましたが、アプリケーション移行だと何処か不具合があったのかなーと納得することに。
PhotoshopはCS5でないといけない事は特にないのでインストールしていません。

CS6についても、
Adobeアカウント > 概要 > プランを管理 > ライセンス認証をしたデバイス、で四代目の「ライセンス認証を解除」
してから五代目でアカウントに接続した後、起動させると問題なく開きました。

マシンが変わったら、旧バージョンのCCがダウンロード出来ない…とお悩みの方、移行アシスタントの活用をお勧めします。
とりあえず、MojaveでCS5のIllustratorは動いています(Photoshopは試してないけど…一応High Sierraでは動いてました。)
不要なアプリとか、変なところに入っている不要なデータとかは自分で…こまめに掃除しよう…。

ちなみに、終了時に予期せぬエラーで落ちる、という現象については、こちらの記事を参考にしたところ、今の所回避されているようです。
http://blog.mokyn.com/2018/01/osxillustrator-cs5.html
(CS5のみ。CS6はこの方法では解決していません)